木材加工業（集成材の製造）
丸太を機械で皮むき、板材にカットし、乾燥後、接着剤で貼り合わせ、大きな集成材を作ります。
当社で製造した集成材は、全国の体育館、病院、道の駅などの木造建築物に使用されています。
大断面の集成材量産工場として、日本最大級の工場になります。
従業員数：40人
10歳代～60歳代まで、幅広い年代の方が働いています。（20歳代6名、30歳代9名）
地元浪江町、南相馬市の方以外にも、いわき市や県外から移住した方もいます。
大断面の集成材工場は、全国に十数社しかありません。社員の多くは、未経験から木材加工を学んでいます。木材や木造施設、大型機械、ものづくりに興味がある方たちです。
大規模木造施設の柱・梁を作る為、大きな丸太を大型機械で加工しています。手で運べるサイズではないので、材料や製品はフォークリフトやクレーンで移動させます。主な仕事は、機械操作や保守、材料の移動になります。ヨーロッパ製の最新鋭の加工機械があります。
各工程で出来上がった集成材をサンダーで研磨、補修をし、データをもとに穴をあけたり、切断したりなどの加工を行う。
木材についての知識を学ぶことが出来る。
コミュニケーションを取ることで、その場の雰囲気だけでなく、安全確認や仕事
の効率ＵＰにつながること。
木造高層ビルが、都市部を中心に増えています。20階建て、高さ100メートルの木造ビルも計画されています。住宅以外の大規模施設では、火事の心配から、長らく木造で建てられてきませんでした。ただ、ここ十数年で技術が進み、耐火集成材で木造ビルが建てられるようになりました。また、ＳＤＧｓなどの世界的な目標に、木材は非常に大きな貢献をすることができます。当社のような木材加工会社が木を建物にすることで、木がため込んだ二酸化炭素を固定化することができます。木材は、「循環できる持続可能な資源」として、世界的に注目されトレンドになっています。今まさに、「木造ブーム」です。
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