木材加工業(集成材の製造)
丸太を機械で皮むき、板材にカットし、乾燥後、接着剤で貼り合わせ、大きな集成材を作ります。
当社で製造した集成材は、全国の体育館、病院、道の駅はじめ、最近では都市部の高層ビルなど、さまざまな木造建築物に使用されています。大阪・関西万博の大屋根リングの部材も製造。
大断面の集成材量産工場として、日本最大級の工場になります。
従業員数:40人
20歳代~60歳代まで、幅広い年代の方が働いています。(20歳代6名、30歳代5名)
地元浪江町、南相馬市の方以外にも、いわき市や県外から移住した方もいます。
大断面の集成材工場は、全国に十数社しかありません。社員の多くは、未経験から木材加工を学んでいます。木材や木造施設、大型機械、ものづくりに興味がある方たちです。
大規模木造施設の柱・梁を作る為、大きな丸太を大型機械で加工しています。手で運べるサイズではないので、材料や製品はフォークリフトやクレーンで移動させます。主な仕事は、機械操作や保守、材料の移動になります。ヨーロッパ製の最新鋭の加工機械があります。
浪江町は2年連続で「住みたい田舎ベストランキング」第1位に選ばれました。
駅周辺の整備が進んでおり、2027年3月には商業施設もオープン予定です。
帰還・移住される方の住みやすい環境がますます整備されています。
各工程で出来上がった集成材を図面データをもとに、穴をあけたり切断したりなどのプレカットの機械操作を担当しています。工作機械をコンピュータで制御して加工する方法で、一般にNC加工と言います。
前職でも金属部品などのNC加工を担当していて、そのスキルが活かせています。
他の金属などの材料に比べても、木材の加工は難しい面が多く、それが自分のスキルアップにつながっています。
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