2~3年前に同様の内容の講習を受講しましたが、当時は除染も手探り状態でした。
今は体制も整い、手段も目標も明確になったせいか、今回のこの講習は大変役に立つものでした。
私自身富岡町でアパートを経営しながら、林業を中心とした自然保護活動を展開し、野生動物を対象とした動物病院を開いて将来を模索していましたが、あの震災と原発事故により夢は中座し、これからどうしようかと思いつつ、この講習会を受けました。
今、富岡町も本格的な除染が始まり、将来が少し見えてきましたが、どんなに努力しても短期間での除染ではその効果は疑問です。
結局、住民が長期目標を持ちながら自ら除染に取り組まざるを得ないと思う時、自身の就業も含め将来多くの除染作業員の雇用も考えたいと思っています。今回の講習会は実用的であり、細かい実務面まで取り組んでいるので、今後30年にわたり役に立つものと思っています。
【受講のきっかけ・動機は何ですか?】
介護職員初任者研修を受講中にこの講座を知り、さらにスキルアップしたいと思い受講しました。
大人になると机に向かって勉強をすることが全くないので、介護職員初任者研修をきっかけに、勉強へ気持ちが向いているうちに受講したいと思いました。
【受講しての感想は?】
専門用語など、自分でテキストを読んだだけでは理解できないようなことも、先生の講義がとてもわかりやすく、よく理解できました。
【受講して変化が感じられたことは?】
人と接することが好きで、体力にも自信があるので、今までは事務関係の仕事には興味がなかったのですが、介護の仕事をするにも、介護福祉士などの資格を取るにも、今後必ず役立つ内容だと思いました。
【今後の目標は?】
まずは、介護の現場で経験を積み、介護福祉士の資格を取得したい。
最終目標は、自分で介護施設を開くことです!!
【これから講習を考えている方に一言】
社会人になると勉強から疎遠になり、チャレンジしようと思ってもなかなか踏み出せない人が多いと思います。
自分一人で勉強するのはなかなか難しいですが、学校に通って仲間と一緒に勉強すると集中でき、やる気も出ますので、是非一歩踏み出してみてください。
私どもの工場は、食品を製造しています。
震災による風評被害はありませんでしたが、震災直後は工場設備などの破損により、すぐには生産ができない状態でした。
工場復旧までの約半年間、従業員の3分の2が他工場への応援という形で転勤をしていました。
工場が復旧してからは、全員福島に戻り、震災前と同じ生活をしています。
原発事故から3年以上が経過しますが、放射線の影響がわからないまま県外から福島へ配属され、働いている若手の社員および、そのご家族に対して少しでも放射線の不安を和らげられればと思いセミナーを申込みました。
実演などを通してのセミナーで、放射線の種類やその特徴、影響などを学ぶことができました。
福島で生活していく上で、放射線の影響はほとんど無いことを他の事業所の従業員および、今後の新規採用者へアピールしていきたいと思います。
みなさんも是非、放射線セミナーを受講して、正しい知識を学び、不安を払拭していただきたいと思います。
(福島市食品製造会社にて実施の様子)