今年は豪雨や台風などの災害が続いており、道路が寸断され物資が届かない状況を報道で見聞きしていました。そんな中、ドローン講習を知り、技術を習得して困っている人に何らかのかたちで役に立てないか、と思い応募してみました。

　当初、機械操作は男性向けのイメージがあったため、できるかどうか不安でした。インターネットでドローンについて調べたところ、船引高校の女子高生がドローンを使いこなしていることを知り「女性もできるんだ！」と、応募を後押ししました。

　受講当日、座学では空撮の動画を見せていただき、操作のイメージや理解を深めることができました。午後は実際に操作してみましたが、緊張から力んでしまい、機体が極端に進んでしまいました。講師のアドバイスをいただき、徐々に微妙な力加減で操作できるようになりました。また、操縦前の安全確認も重点的に教えていただき、基本の大切さを身に付けることができました。

　初めてのドローンでしたが、分かりやすく教えていただき、思い切って受講して良かったです！興味を持ったものはどんどんチャレンジしてみて、自分の可能性を拡げることが大事だと思います。

　今後は、求職者カフェのサポートを受けながら、就職を決められるよう頑張ります！

　数年前、実際に飛んでいるドローンを見て以来、ずっと興味を持っていました。町からの広報誌で「ドローン講習」が開催される事を知り、受講を希望しました。

　　
　講習に参加する前は、ドローンは単に廃炉作業など復興に役立つアイテムだと思っていましたが、法令やルール、安全面とともに多くの活用事例を教えてもらい、さまざまな分野で急成長が見込まれると知り、ますます興味がわきました。
　　
　また、ホバリングも自動制御してくれるなど、簡単に操縦できるので、全く初めての方でも楽しく受講できると感じました。
　　
　現在は避難先で生活をしていますが、来年には楢葉町へ帰還し、また地元の人々と一緒に仕事をしたいと考えています。この受講をきっかけにドローンを扱う仕事に就き、地元をより良くするために尽力したいと思います。