震災での原発事故による被害と、その影響の大きさに胸が痛む思いがして、直接的に復旧復興に係わる仕事をしたいと思っていましたが、あらためて基本的なところを理解した上で、そういった仕事に就きたいとの思いで受講しました。
放射線について、一般的な知識は知っているつもりでしたが、専門の先生による分かり易い言葉での講義を聞いて、あらためてその必要性について、しっかりと理解することができました。
放射線や放射能という言葉について、これまでは曖昧にしていたところも理解できました。
この講習で得た知識を活かせる業務に就けることを希望していますが、日常での被ばく線量や、業務として許容される被ばく線量のことなど、一般的にはなかなか理解されないことも、機会あるごとに人に伝えていきたいと思います。
私は現在求職中ですが、昔除染の作業をしておりました。
今後汚染廃棄物の処理業務に就きたく、事故由来廃棄物等の特別教育を受講しようと思い応募しました。
講習内容は、講師の方の説明が丁寧で理解しやすい講習でした。
講習の中で特に印象に残った事は、内部被ばく線量の測定結果を、毎日報告することが法律で決められていることを知りました。
それだけきちんとした管理がされていることから、現場でも安心して働けると思いました。
今後汚染廃棄物等の処理業務に従事することを考えている人は、事故由来廃棄物の基本知識を学べるので、是非受講を勧めたいです。